仏南部のニースで、花火の見物客に突っ込んだ、弾痕があるトラック(2016年7月15日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】フランス南部ニース(Nice)で革命記念日(Bastille Day)の花火の見物客にトラックが突っ込み、少なくとも84人が死亡した事件で、現場にいたドイツ人ジャーナリストが、バイクに乗った人物がトラックを追走し、運転席に乗り込もうとして、ひかれたのを目撃したと明らかにした。

 スマートフォンで事件の動画を撮影したリヒャルト・ゲッヒャー(Richard Gutjahr)氏(42)は15日、AFPの電話取材に「私はニースの海岸沿いの遊歩道、プロムナード・デザングレ(Promenade des Anglais)に面したバルコニーにいた。(革命記念日を)祝う人々を眺めていると、突然群衆に向かってトラックが突っ込んできた」と話した。

 ゲッヒャー氏はさらに、「驚いたことに、トラックはとてもゆっくり走っていた。早くはなかった。ゆっくり走っていて、バイクに追われていた」、「バイクはトラックを追い越そうとしていた。運転席のドアを開けようとさえしていた。しかし落下して、トラックにひかれてしまった」と語った。

 フリーランスのジャーナリストのゲッヒャーさんは、警察官2人がトラックに発砲した瞬間も目撃した。「(発砲の瞬間)、トラックは加速した。加速して蛇行運転しながら群衆に突っ込んだ」、「次の15~20秒間、複数の銃声がした。誰が誰に向けて発砲したのかは分からない」、「(その後)パニックになった群衆が四方八方に走り出した」と同氏は当時の状況を話した。【翻訳編集】 AFPBB News