15日、仏南部ニースの道路「プロムナード・デ・ザングレ」付近で犠牲者の冥福を祈る市民ら=井口馨撮影

 【ニース(フランス南部)=井口馨、横堀裕也】ニースで14日夜に革命記念日の花火会場を襲ったトラック突入テロを受け、ニース市内では15日、犠牲者らを追悼する動きが広がっていた。

 惨劇の現場となった地中海のビーチ沿いに続く道路「プロムナード・デ・ザングレ」では、人々が次々と花束などをたむけ、「常に犠牲者の方々と共にある」とのメッセージが書き込まれた人形が置かれていた。

 次々と追悼に訪れた人々の中から、突然、仏国歌の大合唱が広がった。その口火を切ったのは、救急救命士シュミット・ギヨームさん(45)。「犯人は単なる人殺しだ。ここで亡くなった方々のことを思うと、いてもたってもいられない」と涙ぐんでいた。