バングラデシュのテロで亡くなった日本人のひつぎに献花する岸田外相(左)ら(5日午前6時55分、羽田空港で)=関口寛人撮影

 バングラデシュの首都ダッカのテロ事件で犠牲になった日本人7人の遺体と遺族を乗せた政府専用機は5日午前5時50分頃、羽田空港に到着した。

 政府を代表して、岸田外相や萩生田光一官房副長官らが空港で出迎えた。負傷したコンサルタント会社員の渡辺玉興(たまおき)さん(46)は5日未明、医療用器材を備えた特別機で、政府専用機に先立って羽田空港に着いた。

 7人の遺体は白い布に包まれたひつぎに納められ、機体から降ろされた。その後、岸田氏や萩生田氏、現地から帰国した木原誠二外務副大臣、国際協力機構(JICA)の北岡伸一理事長ら関係者11人が7人のひつぎに献花し、1分間の黙とうをささげた。

 岸田氏は外務省で記者団に対し「国際協力の最前線で尽力した方々が残虐非道なテロで命を奪われ、改めて深い悲しみ、強い憤りを感じた。バングラデシュの発展にかけた強い思い、高い志に心から敬意を表した」と語った。