米グレンデール市内に昨年7月に設置された淫売婦像と記念撮影をする韓国人ら(写真:産経新聞)
 大阪府東大阪市が米カリフォルニア州にある姉妹都市グレンデール市から“揺さぶり”をかけられている。グ市が「慰安婦」像を設置し、ホームページ(HP)に東大阪市が賛同したかのような虚偽記述をされた。両市の関係は形骸化しており、世界に通じるものづくりの町・東大阪市には、もっと見合った都市があるはずだ。(篠田丈晴)

 東大阪市は、グ市とドイツのベルリン市ミッテ区の海外2都市と姉妹都市関係にある。グ市とは、3市(布施市、河内市、枚岡市)合併前の旧枚岡市時代の昭和35年に、ミッテ区とは同じく旧布施市時代の34年にそれぞれ姉妹都市提携を結んだ。

 今回、HPの虚偽記述が発覚したグ市について、東大阪市の野田義和市長は「韓国系住民のロビー活動が活発なようで、一昨年、7月30日を『慰安婦の日』に制定したころから少し違和感を覚え、その動きを注視していた」という。市長の指示を受けていた担当課の職員が昨年7月、グ市のHPを検索中に事実と全く異なる記述を見つけた。

 グ市はHPで「慰安婦」像設置の背景を「6つの姉妹都市は近い将来、市有地の公園内の姉妹都市スペースに碑や記念物を設置することに関心を寄せている」とし、「その維持、修復費は姉妹都市により賄われることを保証する」としていた。

 しかし東大阪市は何の賛同もしていなかったため、昨年7月以降3回にわたり野田市長名で抗議文を郵送し、HPの修正を求めた。昨年12月にグ市は修正したが、「分かりづらく、東大阪の名誉を回復したとはいえない」(野田市長)として、4度目の抗議文を送ることを検討している。