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スイス南東部レーティッシュ鉄道で列車脱線

スイス南東部レーティッシュ鉄道で列車脱線

地滑りに巻き込まれ前方の客車が谷に滑り落ちた急行列車=スイス南東部グラウビュンデン州で2014年8月13日、AP

 ◇日本外務省「日本人が乗車の情報はない」

 【ブリュッセル斎藤義彦】スイス南東部グラウビュンデン州ミシュタルで13日午後0時半(日本時間同7時半)ごろ、同州のサンモリッツから州都クールに向かうレーティシュ鉄道の急行列車(駆動車1両、客車6両)が地滑りに巻き込まれて脱線。先頭の駆動車に続く1等車が谷側に約20メートル滑り落ちたが、樹木に止められて谷の斜面にとどまった。2両目の1等車も前部が谷に突き出した形になった。

 警察発表によると11人が負傷、うち5人が重傷を負った。約200人とみられる乗客は全員救助された。乗客の一部は線路を歩いて避難した。駆動車のほか、1等車2両に続く2等車4両は路面にとどまった。土砂が線路を幅15メートル、高さ3メートルにわたって覆っている。

 現場は、車中からのスイス・アルプスの景観が美しいことから世界遺産に登録されているレーティシュ鉄道アルブラ線の途中で、クールの南約20キロの山中。この路線には観光客に人気の「氷河特急」も走っている。

 報道によると現場では前日から強い雨が降っていた。同鉄道では2007年、11年、13年にも小規模な地滑りで鉄道が不通になる事故が起きていたという。