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JR北海道・青函トンネル内で特急から発煙

JR北海道・青函トンネル内で特急から発煙

青函トンネルでの列車停止地点(写真:産経新聞)

 北海道と青森県を結ぶ青函トンネル(53・85キロ)で今月3日に発生した特急列車の発煙トラブル。昭和63年の青函トンネル開業後、初めて旧海底駅が避難に使われた事態に、関係者の間からは1年後に開業を予定する北海道新幹線の安全運行への懸念が広がる。太田昭宏国土交通相も7日、JR北海道に対し万全の体制を取るよう求める意向を明示した。平成39年には全体の8割がトンネルというリニア中央新幹線の開業も控えており、トンネル内での安全確保に注目が集まる。

 「1年後には北海道新幹線の開業が予定されている。避難誘導も含め万全の体制を取るよう指示したい」。青函トンネル内での発煙トラブルを受け、太田国交相は7日の記者会見で、JR北に対し来春までに安全対策強化を急がせる意向を述べた。

 JR東日本の冨田哲郎社長も同日の定例記者会見で「避難誘導の在り方についてもう一度、両社でよく検討したい」と述べ、協力姿勢を示した。

 青函トンネル内で煙が発生したのは3日午後5時15分ごろ。走行中の函館発新青森行き特急スーパー白鳥34号(6両編成)の5号車床下のモーター付近から発煙が確認され、車内にも入ったため、旧竜飛海底駅(青森県外ケ浜町)から約1キロ先のトンネル内で緊急停車した。