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JR北海道 レール異常放置97カ所…過半数が旅客線

JR北海道 レール異常放置97カ所…過半数が旅客線

異常が放置されていた本線区間

 JR函館線で起きた貨物列車の脱線事故に関連しJR北海道がレール幅の異常を放置していた問題で、同社は22日、レール幅や高さが社内基準を満たしていないにもかかわらず、補修せずに放置していた場所が新たに88カ所見つかり、97カ所に上ったと発表した。21日に発覚した9カ所は車両通過が少ない駅構内の「副本線」(待避線)だけだったが、今回は特急など旅客列車も通過する「本線」での異常放置も49カ所発覚した。「安全軽視」との批判が一層高まることは必至だ。

 JR北海道では、レール幅が規格(1067ミリ)に比べ、曲線で19ミリ、直線で14ミリの整備基準値より広がった場合、15日以内に補修するよう内規で定めている。本線も副本線も同じだ。しかし脱線事故があった函館線大沼駅(北海道七飯町)の曲線では昨年10月時点で20ミリと基準値を1ミリ超え、今年6月には25ミリになっても放置されていたことが発覚。同様の放置は副本線で計9件に上ると説明していた。

 JR北海道は22日の記者会見で、21日夜以降に検査記録を精査した結果、これに加えて副本線39カ所でレールの高さや左右の平衡性が基準を超えて補修が必要な状態だったのに放置。本線では室蘭線、石北線など7路線の49カ所でレール幅などの基準超過を、5~1カ月にわたり放置していたことを明らかにした。