ef81hokutosei.way-nifty.com > 列車事故

JR北海道 特急の非常ブレーキ空気圧コック「閉」に 人為的ミス

JR北海道 特急の非常ブレーキ空気圧コック「閉」に 人為的ミス

ATS等が作動した時に自動で非常ブレーキが利かない状態だった特急「オホーツク」の先頭車両。運転台下の機器室にあるコックが閉まっていた=札幌市東区のJR北海道苗穂運転所で2013年10月8日午前2時52分、石井諭撮影

 JR北海道の特急オホーツク(札幌−網走間)が、自動列車停止装置(ATS)などが作動しても自動で非常ブレーキが利かない状態で走行していた問題で、ブレーキを利かせるために開けておくべきコックは、作業員らが手動で操作する仕組みになっていたことが分かった。同社は人為的なミスとみて、整備担当者らから事情を聴き詳しい経緯を調べている。8日に同型の非常ブレーキ構造を持つ259両のうち、定期点検中の13両を除く245両を緊急点検し、当該車両以外に異常がないと確認した。

 JR北海道によると、ATSなど三つの保安システムが作動して非常ブレーキをかけるためには、空気圧を調整する弁が正常に作動しなければならないが、この車両は開けておくべきコックが閉まり空気が流れなくなっていた。コックは持ち手約15センチ。手前に引くと「閉」になる。運転席下の機器室にあり、機器室は全車両共通の鍵で施錠されている。人為的な操作がなければ切り替わらない。