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東海道新幹線の車内で乗客が油をまいて放火、2人死亡 焼身自殺の疑い

東海道新幹線の車内で乗客が油をまいて放火、2人死亡 焼身自殺の疑い

火災があった新幹線の先頭車両デッキ付近を調べる捜査員ら=神奈川県小田原市で30日午後0時46分、本社ヘリから

 神奈川県小田原市を走行中の東海道新幹線「のぞみ225号」で男が焼身自殺し、巻き添えになった女性が死亡した事件では、新幹線の火災時の対応が改めて課題になっている。東海道新幹線の車内非常ブザーの説明文に、火災の場合は押さないで乗務員に連絡するよう求める記載があり、利用客から「非常用なのになぜ」という指摘が出ている。

 ブザーは1両に2カ所ある。その説明文には「ボタンを押すと電車は止まります」という記載とともに、「車両火災の場合は、このボタンは使用しないで乗務員にご連絡ください」と書かれている。

 JR東海によると、ブザーが押されると運転士は非常ブレーキをかけるが、火災では避難誘導にリスクがあるため、トンネルや橋での停止を避ける規定がある。ブザーだけでは火災かどうか分からないため、運転士は乗務員を通して情報を得る必要があるという。

 今回、運転士はブザーが鳴らされた約2分後にトンネルを避け停止させた。火元は運転席から扉を挟んだすぐ後方で爆発音らしき音もあり、すぐに火災に気付いたとみられる。