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東海道新幹線の車内で乗客が油をまいて放火、2人死亡 焼身自殺の疑い

東海道新幹線の車内で乗客が油をまいて放火、2人死亡 焼身自殺の疑い

世界の高速鉄道のなかで、「安全性」がセールスポイントになっている日本の「新幹線」(2010年2月、恵 知仁撮影)。

車内で乗客の死亡例がある新幹線
 2015年6月30日(火)、東海道新幹線の東京発新大阪行き「のぞみ225号」車内で乗客が焼身自殺し、その男は死亡。女性ひとりが巻き込まれ、亡くなりました。国土交通省は同日、新幹線初の「列車火災事故」に認定しています。

 1964(昭和39)年の誕生以来、車内の乗客が死亡する事故は1回も起こしていない新幹線。その安全の記録が、これで途絶えたことになるのでしょうか。

 実は新幹線車内で乗客が死亡した例は、過去にもあります。

 1993(平成5)年8月23日、静岡県内を走行中の博多発東京行き「のぞみ24号」のグリーン車で殺人事件が発生。乗客の男性ひとりが亡くなり、警察官ひとりも重傷を負いました。凶器は刃渡り30cmのナイフ。覚醒剤を使用していた犯人は殺人罪などで起訴され、懲役15年の判決が出されています。

 ただこれはいわゆる「殺人事件」で、「新幹線」に起因する「事故」ではありません。そのため、新幹線の死亡事故ゼロ記録にも変化はありませんでした。

 また過去に、新幹線に乗っていた客が、車内でではありませんが自殺した例もあります。2009(平成21)年2月21日、上越新幹線「Maxとき」367号の乗客が非常用のコックを操作して乗降用ドアを開け、走行中の新幹線から飛び降り自殺を図りました。2008年4月にも東海道新幹線で同様の飛び降り自殺が起きています。

 こちらも同様に、新幹線の死亡事故ゼロ記録へ影響は与えていません。