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東海道新幹線の車内で乗客が油をまいて放火、2人死亡 焼身自殺の疑い

東海道新幹線の車内で乗客が油をまいて放火、2人死亡 焼身自殺の疑い

火災が発生した新幹線から避難し、救急隊員から質問を受ける乗客の女性(30日午後2時11分、神奈川県小田原市で)=吉岡毅撮影

 1号車をふらついていた男から火の手が上がると、乗客は充満する煙の中を後方車両へと必死に逃げた。

 東京発新大阪行き東海道新幹線「のぞみ225号」で30日、容疑者の男と巻き込まれた女性1人が死亡、26人が救急搬送された放火事件。乗客たちの証言から、パニックに陥った車内の混乱と恐怖が浮かんだ。

 のぞみ225号が午前11時19分に新横浜駅を発車して間もなく。1号車の前方の座席にいた東京都板橋区の男性(28)は、林崎春生容疑者(71)が油のような液体をかぶる姿を数メートルの近さから目撃した。「キャー」という叫び声が上がり、男性は荷物を持ってとっさに後方車両に走って逃げた。

 小田原駅で降りた男性は「けががなくてよかったが、恐怖で明日からの仕事が手につかないかもしれない」と青ざめた表情で話した。

 1号車に乗っていた別の男性は、「ガソリンまきやがった」という乗客の声を聞いた。2号車へ歩き出すと、さらに「火をつけやがった」と叫び声が上がり、車内がオレンジ色に染まって瞬く間に煙が広がった。