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米国ニューヨーク郊外で列車が駅に突入、1人死亡、約100人が負傷

米国ニューヨーク郊外で列車が駅に突入、1人死亡、約100人が負傷

*トップ写真:事故後、現場で会見するNYクオモ州知事とNJ(ニュージャージー)クリスティー州知事(C)クオモ州知事Twitter公式アカウントより

現地時間29日朝8時45分頃、ニュージャージー州で、列車が猛スピードで駅構内に突っ込む事故が発生した。
事故が起きたのは、5万人以上が利用する、ニュージャージー州とマンハッタンを結ぶハブであるホーボーケン駅。ラッシュアワーに起きた惨事で犠牲になったのはプラットホームにいた34歳の女性。ケガ人は乗客を中心に112人にのぼった。

CNNで目撃者が語ったところによると、列車は駅に近づく際、通常は10km以下 に減速するところを、この時は、50km近く出していたように見えたという。このホーボーケン駅は終着駅であり、運転手に心臓発作など何か身体的問題が起きたのではないかという見方が今のところ有力である。負傷した運転手は病院で治療を受け、現在、捜査に協力しているというが、真相が明らかになるまでには時間がかかるだろう。

鉄道のインフラ整備が遅れているアメリカでは、このような列車脱線事故は珍しくない。 2011年には、同じホーボーケン駅に列車が突っ込み、30人が負傷する事故が起きている。運転手の不注意が原因と見られている。

2013年12月にはニューヨーク市ブロンクス地区で列車が脱線、4人が死亡、60人以上が負傷する惨事が起きている。居眠りしていた運転手が、制限速度の3倍の速度でカーブを曲がろうとして起きた事故だった。

2015年5月には米東部フィラデルフィアで、首都ワシントンからニューヨークに向かっていた長距離列車アムトラックが制限速度の2倍の170kmでカーブを曲がろうとして脱線、8人が死亡、200人以上が負傷する大惨事が起きている。この時、運転手は投石を伝える無線に気を取られ、減速を忘れていたと見られている。

いずれの事故とも、 列車制御システム、PTC(Positive Train Control)が整備されていれば防げた事故であった。