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米国ニューヨーク郊外で列車が駅に突入、1人死亡、約100人が負傷

米国ニューヨーク郊外で列車が駅に突入、1人死亡、約100人が負傷

客が撮影した、駅舎に突っ込んだ通勤列車=米ニュージャージー州のホーボーケン駅で2016年9月29日、AP

 ◇通勤列車が駅舎に突っ込む 女性1人死亡、114人負傷

 【ホーボーケン(米東部ニュージャージー州)國枝すみれ】米ニュージャージー州のホーボーケン駅で29日朝(日本時間同日夜)、通勤列車が駅舎に突っ込んだ。同州のクリスティー知事らによると、女性1人が死亡し、114人が負傷した。また、ニューヨークの日本総領事館によると、米国在住の50代の日本人男性1人が負傷し、病院で手当てを受けた。

 列車は4両編成。記者会見した知事によると、列車は「極めて高速で駅に進入した」といい、車止めを乗り越えて駅舎の柱に突っ込んだ。死亡した女性はプラットホームにいて駅舎の天井崩落に巻き込まれた。

 AP通信によると、駅に進入する際の制限速度は時速10マイル(約16キロ)。制限速度を超えた時に自動的に速度を抑える安全システムは設置されていなかった。米政府はこのシステムを2015年末までに全列車に設置することを義務づけたが、交通業界の反対を受け、18年末に延長されていた。

 列車の運転士は重傷を負い病院で手当てを受けていたが、既に退院。当局の事故原因調査に応じている。

 ホーボーケン駅はハドソン川を挟んでニューヨーク・マンハッタンの対岸にあり、1日1万5000人が利用する拠点駅。事故が起きたのは通勤ラッシュ時で、米CNNによると、列車には200人以上の通勤客が乗っていた。