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東海道新幹線の車内で乗客が油をまいて放火、2人死亡 焼身自殺の疑い

東海道新幹線の車内で乗客が油をまいて放火、2人死亡 焼身自殺の疑い

火災があった新幹線の先頭車両に乗りあわせ、焼けた上着を手に当時の状況を語る男性=神奈川県小田原市のJR小田原駅で2015年6月30日午後4時44分、丸山博撮影

 焼けた上着を手に千葉県柏市の男性会社員(58)は、火災が起きた「のぞみ225号」の1号車車内の緊迫した様子を語った。

 新横浜駅を出てしばらくしたころだった。ポリタンクを持った60歳以上ぐらいの男が1列目の通路で突然ピンク色の液体を自身の肩にかけ出した。1号車の6列目に座っていた男性は「焼身自殺する」と思い後部車両に逃げた。1号車から次々に乗客が逃げてきた。

 1号車の1列目に座っていた、孫2人を連れた女性は、顔を真っ黒にして逃げてきた。火が収まった車内で男性はその女性から話を聞いた。女性によると、真横で男がガソリンのような液体をかけたため、女性が「やめなさい」と制止したが、男は直後に火をつけたという。女性は孫と一緒に通路をはって逃げたらしい。男性会社員は「おばあさんとお孫さんが無事でよかった。出火場所は1両目の最前列だったが、もし後部座席付近だったら、私たちは逃げ場を失っていたかもしれない」と語る。