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JR山陽新幹線、走行中に部品脱落して車体に衝突 乗客女性けが

JR山陽新幹線、走行中に部品脱落して車体に衝突 乗客女性けが

山陽新幹線のトラブルのイメージ

 福岡県内を走るJR山陽新幹線の車両から床下を覆うカバーが脱落して乗客1人がけがをした事故で、JR西日本は9日、カバーを固定するボルト2本がなくなっていたことを明らかにした。隣に取り付けられていた別のカバーのボルト1本もはずれるなどしていた。いずれのカバーも7月24日につけ直しており、その際にボルトの取り付け方が不十分で、走行中に一つが脱落した可能性があるとみて調べている。

 JR西などによると、事故は8日午後5時半ごろ、さくら561号(8両編成)が福岡県宮若市のトンネル内を時速285キロで走行中に起きた。1号車と2号車の連結部分付近に取り付けられていた防音用のアルミ製カバー(幅71センチ、長さ62センチ、重さ6・5キロ)が脱落。風圧で舞い上がり、車体にぶつかった後に車体上部の架線に近づいてショートさせたとみられる。小倉駅(北九州市)-博多駅(福岡市)間で停電が発生し、事故車両を含む3本の列車が緊急停止した。

 3号車の左側面の複数箇所がえぐられたように損傷していたのをはじめ、2号車から6号車までの左側面に計39カ所の傷があった。脱落したカバーがトンネルの内壁と車体に次々とぶつかりながら後方に飛んでいったとみられ、内壁にも約100カ所に傷が残っていた。カバーは2本のボルトと2カ所のフックで固定されているが、9日の調査でボルトが2本ともなくなっていることを確認。隣に取り付けられていた別のカバーもボルト1本がはずれ、1本が緩んでいた。走行試験のため7月24日、318枚のカバーのうち60枚をつけ直していた。