ef81hokutosei.way-nifty.com > 列車事故

東海道新幹線の車内で乗客が油をまいて放火、2人死亡 焼身自殺の疑い

東海道新幹線の車内で乗客が油をまいて放火、2人死亡 焼身自殺の疑い

火災があったとみられるのぞみ225号の先頭車両を調べる捜査員ら(30日午後0時26分、神奈川県小田原市で、読売ヘリから)=秋月正樹撮影

 神奈川県小田原市付近を走行中の新幹線「のぞみ225号」で発生した火災で、車内は逃げまどう乗客らでパニック状態になった。

 先頭車両のデッキで乗客が油をかぶり、火をつけたという。列車は線路上で緊急停止。開け放たれたドアからは負傷者とみられる乗客が担架で運び出され、現場は緊迫した雰囲気に包まれた。

 新幹線が緊急停車したのは、神奈川県西部の山間部のトンネルを抜けた地点。上空には報道機関のヘリコプターが旋回した。

 新幹線のドアはすべて開いた状態で、車両から乗客が次々と救出された。中には担架のようなもので搬送される人も。車内に残された乗客は不安そうな表情を浮かべ、ドアから身を乗り出して見回したり、携帯電話をかけたりしていた。

 新幹線の開いたドアから携帯電話をかけていた乗客は、「停車してからエアコンが止まった。さきほど電気が通じたが、それまで客室は蒸し風呂状態だった。体調を崩している乗客はいない」と話していた。

 列車内に居合わせた記者の撮影映像を報じた民放テレビによると、発生直後の先頭車両内は白煙が立ちこめ、後方車両に逃げようとする乗客らで混乱。子供を抱きかかえた乗客が煙にせき込みながら避難する様子が映し出された。