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東海道新幹線の車内で乗客が油をまいて放火、2人死亡 焼身自殺の疑い

東海道新幹線の車内で乗客が油をまいて放火、2人死亡 焼身自殺の疑い

小田原駅に到着後、消防隊員に抱えられた乗客の子ども

 「『ガソリンをかぶったぞ』『逃げろ!』と聞こえたので、後方の車両に向かおうと思ったら、その後に『火をつけやがった』と声が上がった。振り向いた時には、天井まで壁全体がオレンジ色に見えた」―。火災があった「のぞみ225号」の先頭1号車中央付近に座っていた東京都内の男性会社員(43)は、その瞬間を生々しく振り返った。

 火をつけた男は新横浜駅を出発した後、通路を何往復か、ウロウロしていたという。同車両は自由席で「最初は席を探しているのかと思った。服装は、ややみすぼらしい感じだった」という。男はその後、最前部で仁王立ちに。「目付きが変な感じで、油のような臭いがした。まずいと思った時に、『ガソリンをかぶった』という声が聞こえて、(自分は)慌てて席を立った」が、ちょうど昼時で弁当を食べており、男の行動に気付かない乗客も多かったという。

 同車両の前から6列目に座っていたという千葉県柏市の男性会社員(58)は、男が液体をかぶる瞬間を振り返った。「最前列席の孫を2人連れたおばあさんが、(男に)『やめなさい』というのが聞こえた。5リットルほどの大きさのポリタンクを右肩にかつぐように持っていたが、ふたがついておらず、中身がこぼれていた。その瞬間、男が液体を自分の体にかけ始めた」。その姿を見て急いで席から離れたため、火をつけた瞬間は見なかった。