石垣港で調査船「航洋丸」を下船する調査団のメンバー=東慶一郎撮影

 尖閣諸島(沖縄県石垣市)の購入を目指す東京都は2日、同諸島の魚釣島、北小島、南小島の周辺海域を調査した。

 不動産鑑定や取得後の活用方法を検討するための基礎データを集めるのが目的で、同日夕まで続いた。都は調査結果を踏まえ、島の取得額を算定して都財産価格審議会に諮った上で、12月都議会に予算案を上程する方針。

 都は10月にも再調査し、石原慎太郎知事自身も参加する。

 海洋政策の専門家や不動産鑑定士、都職員ら25人で編成する調査団は1日夜に海難救助船「航洋丸」(2474トン)で石垣港を出港。2日午前5時頃、同諸島最大の魚釣島近海に到着した。調査は午前6時半に開始。小型船とラバーボートに調査員15人が分乗し、同7時過ぎに魚釣島西側の旧船着き場近くに到着した。