尖閣諸島の魚釣島=代表撮影

 海上保安庁によると、18日午前9時半ごろ、沖縄県・尖閣諸島の魚釣島に日本人男性2人が上陸した。小型船で島に近づき、船から飛び込み泳いで上陸した。海保が日本人の乗っていた小型船に立ち入り検査し、乗員から事情を聴いている。

 第11管区海上保安本部(那覇市)によると、魚釣島に上陸した日本人2人が乗っていた小型船は漁船「第8みちたけ丸」で、他に日本人の男3人が乗船していた。18日未明に沖縄県・石垣島から出港した。出港前、「漁業目的で、上陸はしない」と話していたという。

 上陸した2人のうち、鹿児島市の政治団体代表で会社経営の男性(60)は毎日新聞の取材に「このタイミングで上陸できて、尖閣が日本の領土であることを示せた。満足している」と話した。男性によると、魚釣島近くで、太平洋戦争末期に疎開船で遭難した犠牲者の慰霊をした後に上陸。日の丸掲揚とごみ拾いをして、1時間半後に船に戻ったという。【井本義親、村尾哲】