高速増殖原型炉もんじゅを視察した東京都の石原慎太郎知事=福井県敦賀市で2012年9月6日、柳楽未来撮影

 東京都の石原慎太郎知事は6日、国の尖閣諸島(沖縄県石垣市)購入について「国が自分の金で買ったらいい。(総選挙後の)新しい政府には、あそこに最低限、船だまり(漁船の避難港)を造ってもらう」と述べ、都に集まった14億円超の寄付金を現政権に渡さない意向を示唆した。福井県敦賀市で高速増殖原型炉「もんじゅ」の視察後、報道陣の取材に答えた。

 石原知事は、寄付金は「購入の費用か、その後の活用のために資する」と、自身が提唱する避難港や電波の中継塔整備に使う方が「(寄付した人に)納得してもらえると思う」と説明。また、現状維持の方針の野田政権と違い、自民党には整備の意思があるとした上で「(総選挙後は)自民党中心で内閣ができる。選挙の争点にしてもらいたい」と述べた。