尖閣諸島の現地調査のために東京都がチャーターした調査船=沖縄・石垣港で2012年9月1日午後5時10分、佐々木洋撮影

 尖閣諸島(沖縄県石垣市)の購入を目指す東京都は2日、土地の資産価値などを調べるため初の現地調査を実施する。25人の調査団を乗せたチャーター船(約2500トン)が1日午後10時過ぎに石垣港を出発、翌日早朝から約170キロ離れた現地で調査に入る。

 都職員や不動産鑑定士のほか、専門家として山田吉彦・東海大教授(海洋政策)と小城(おぎ)春雄・北海道大名誉教授(海鳥生態学)が乗船。国の上陸許可が得られなかったため、魚釣島、北小島、南小島の3島に小型艇で近づき、洋上から避難港の適地や海岸線の状況などを確認する。石垣帰港は2日深夜の予定。

 都は10月にも活用策を探るための再調査をする計画で、石原慎太郎知事が同行する意向を示している。【佐々木洋】