尖閣諸島の南小島(手前)と北小島。奥は魚釣島=東シナ海で2010年撮影

 尖閣諸島(沖縄県石垣市)の購入を計画している東京都の石原慎太郎知事は19日の定例記者会見で、購入に向けた現地調査の同意を地権者から既に得たとして、近く管理する国に上陸許可を申請する方針を示した。国への譲渡については「条件を付ける」と述べ、日本の漁船がしけを避けるための船だまり(港)の造成などを求める考えを明らかにした。

 都が購入を目指す4島のうち魚釣島、北小島、南小島の3島は、国がさいたま市の地権者から賃借している。国は第三者の上陸を「安定的な維持管理」などを理由に認めていないが、石原知事は「妨害されるいわれはない」と批判。申請が退けられたり保留されたりした場合は「裁判に訴えたって(理由を)聞きたい」と語った。