菅官房長官(右)と握手するケネディ駐日米大使(28日午後、首相官邸で)=吉岡毅撮影

 菅官房長官は28日、キャロライン・ケネディ駐日米大使と首相官邸で約30分間会談し、中国が沖縄県・尖閣諸島を含む東シナ海に設定した防空識別圏(ADIZ)問題をめぐり、日米で緊密に連携して対応する方針を確認した。

 菅氏は会談で、中国の防空識別圏の設定について、「非常に危険であり、強く懸念している」と批判した。これに対し、ケネディ氏は「日米で引き続き緊密に協力・連携していきたい」と応じた。両氏は来月2日に来日する米国のバイデン副大統領と安倍首相との会談で、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉に加え、中国の防空識別圏問題を両国の主要議題に協議することでも一致した。