衆院決算行政監視委員会に参考人として出席し、尖閣諸島問題について発言する石原慎太郎東京都知事=国会内で2012年6月11日、藤井太郎撮影

 【シンガポール柳澤一男】尖閣諸島(沖縄県石垣市)の購入方針を示している東京都の石原慎太郎知事は30日、近く米国の複数の新聞に購入の意義を訴える意見広告を出す考えを明らかにした。国際会議出席のため訪問中のシンガポールで、記者団の取材に答えた。

 都は尖閣諸島のうち民間所有の4島を購入する計画で、12月にも都議会に予算案などを諮る。石原知事は広告について「米国がもうちょっと、この問題をマークしなかったら、彼らは太平洋全体を失うことになるということを米国に忠告する。(尖閣は)日本だけじゃなくて、太平洋全体の命運を決めかねない問題だ」と説明した。掲載時期は「ロンドン五輪よりも前」とした。