尖閣諸島をめぐり、ようやく国も重い腰をあげはじめた(写真:夕刊フジ)

 野田佳彦政権は、沖縄・尖閣諸島を国有化する方向で調整に入った。政府高官が6日、購入計画を進めている東京都の石原慎太郎知事と会談し、意向を伝えた。野田政権は年内にメドをつけたい考えだが、中国などの反発は必至のうえ、地権者側は民主党政権の弱腰外交に不信感を持っており、実現には紆余曲折もありそうだ。

 尖閣諸島をめぐっては、石原氏が4月中旬、米ワシントンで行った講演で、「都で尖閣諸島を買い取る」「日本の国土を守る」と宣言し、国民から大きな喝采を受けた。尖閣購入のために都が募った寄付金は、今月5日時点で約13億2500万円に達している。