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中央道トンネル内崩落 小雪舞う中、懸命の救出作業 粉塵は天井まで

中央道トンネル内崩落 小雪舞う中、懸命の救出作業 粉塵は天井まで

【中央道でトンネル内事故】 中央道・笹子トンネル内で崩落事故が発生。大月側の出口では日が暮れた後に雪が舞い始めたなか、懸命に救出作業を行う =2日午後、山梨県大月市 (大橋純人撮影)(写真:産経新聞)

 標高1千メートルを超える山を貫く笹子トンネル。救急隊員らは小雪舞う厳しい寒さに耐えながら、日没後も懸命な救出作業を続けた。

 投光器に照らされた山梨県大月市側のトンネル出口付近では、時折強く吹き付ける雪が現地対策本部の赤いテントにもうっすらと積もり始めた。約1・7キロ先の崩落現場では、トンネル内を多数のライトが照らす中、二次災害を防ぐための作業と同時並行で救出作業が進められた。

 救助隊員らは掘削機を手に、積み重なったコンクリート片を次々に割っていく。対策本部によると、コンクリートの下敷きになったトラックの中から人の指先が見えたとの情報が寄せられたため、トラック周辺を優先して作業していったという。だが、コンクリート片は大きいもので重さ1トン以上。思うように進まない。粉塵は天井まで舞い上がり、視界を遮る。

 懸命な作業の結果、トラックから男性が心肺停止状態で救出されたのは午後10時過ぎ。高速道路を逆走する形で男性を搬送していく救急車を見送ると、隊員らは休む間もなく、崩落現場に戻り、救出作業を再開していた。