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笹子トンネル事故2カ月 募る無念「未練ばかり…」

笹子トンネル事故2カ月 募る無念「未練ばかり…」

(左)石川友梨さんの遺影を背に、思い出を語る父、信一さん(右)と母、佳子さん=1月26日、神奈川県横須賀市(写真:産経新聞)

 ■「死んでも悔いない」娘残した言葉忘れられず

 シェアハウスの友人らとの旅行中に犠牲となった会社員、石川友梨(ゆり)さん=当時(28)=がほほ笑む、いくつもの写真。神奈川県横須賀市内の実家で、飾られた遺影に妹(26)は手を合わせようとしない。「友梨がいなくなったみたいじゃない」。新年を迎え1カ月。家族を失った事実は、受け止めきれないままだ。

 3姉妹の次女として生まれた。3人で着回せるようにと、祖母らが用意した着物に最も関心を寄せたのが友梨さんだった。社会人になってからは友人らの分まで着付けを担当し、夏の花火大会に出かけていった。母、佳子さん(54)は「梅干しとのりが何よりの好物。今時珍しい古風な趣味の女の子でした」と振り返る。