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トンネル上部の天井をつり下げている部分を打音点検する作業員

トンネル上部の天井をつり下げている部分を打音点検する作業員

トンネル上部の天井をつり下げている部分を打音点検する作業員=長野県阿智村の恵那山トンネルで2012年12月3日午前、山口政宣撮影

 笹子トンネルの天井板崩落事故に絡み、中日本高速道路(名古屋市)が事故前までボルト結合部分の点検を目視だけで済ませていた問題で、東日本高速道路(東京都)が打音の検査も実施していたことが3日分かった。打音などを含む詳細な検査で早期発見していればボルトの脱落を防げた可能性もあり、中日本の管理方法の不備が問われそうだ。

 中日本高速は5年ごとに点検を実施する際、トンネル最上部とつり金具のボルト結合部分については、作業員の手が届かないことなどを理由に双眼鏡による目視点検にとどめていた。

 一方、東日本高速はボルト結合部分の点検で、目視のほか打音検査や触診も実施。天井板から最上部まで約2〜3メートルの高さがあるが、作業用の脚立を立てるなどして対応していた。同社広報部は「点検に関する『基本3項目(打音、目視、触診)』の一つとして、打音は必要だ」と指摘している。【高橋昌紀】