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トンネル崩落 救助現場「じれったい」 二次災害恐れ中断

トンネル崩落 救助現場「じれったい」 二次災害恐れ中断

記者会見した東山梨消防本部の幹部たちの顔には疲労の色が浮かんでいた =3日午前9時過ぎ、山梨県甲州市(写真:産経新聞)

 崩落したコンクリートの天井板が救助を遅らせ、二次災害の危険が救助活動の進行を阻んだ。山梨県の中央自動車道笹(ささ)子(ご)トンネル崩落事故の現場では、夜通しで救助活動が続いた。しかし、3日午前7時に崩落の恐れがあるとして作業を中断。補強をした上で、再開することになった。事故発生から1日が過ぎたが、収束のめどはまだ立っていない。

 「非常にじれったい、焦燥感のある救助現場だった」

 救助活動にあたった東山梨消防本部の楠照雄消防長(60)は3日午前に開いた記者会見で、救助活動の様子をそう話した。

 トンネル内は落ちたコンクリートの天井板があふれ、現場近くまで車両で近づくことはできない。天井板が再び崩落する恐れもあり、作業が中断を強いられることもあった。「進入退避、進入退避の繰り返しだった」と振り返る。