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落下したとみられるボルトの構造

落下したとみられるボルトの構造

<トンネル崩落>コンクリ劣化の可能性

 山梨県大月市の中央自動車道上り線の笹子(ささご)トンネル崩落事故で、中日本高速道路は3日、崩落した天井板を支えているつり金具をトンネル最上部の内壁に固定しているアンカーボルトが一部で脱落していたことを明らかにし「ボルトか内壁の老朽化も原因として考えられる」と説明した。また県警はワゴン車から5人、乗用車から3人の焼死体を収容。死者は計9人、重軽傷者2人となった。同社の設備管理に問題があった可能性が高まり、県警は大月署に捜査本部を設置、業務上過失致死傷容疑で調べを進める。

 中日本高速によると、トンネル最上部のコンクリートの内壁には、T字形鋼材(長さ6メートル、幅40センチ)が1枚につき16本のボルト(長さ230ミリ、直径16ミリ)で固定され、この鋼材1枚につき5本のつり金具の上端がつないであった。つり金具の下端も鋼材につながれ、この鋼材の上に左右から2枚の天井板を乗せてある構造だった。3日未明から実施した緊急点検で、この内壁に打ち込まれたボルトが抜け落ちていたことを確認したという。ボルトが腐食していたり、さびたりしていたという情報はなく、ボルトとの接合部分のコンクリート自体が経年劣化していた可能性もある。