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崩落事故18時間後の現場…写真公開

崩落事故18時間後の現場…写真公開

3日午前2時10分に撮影された笹子トンネルの崩落した天井板など=大月市消防本部提供

 9人が死亡した山梨県大月市の中央自動車道上り線・笹子トンネルの天井板崩落事故で、救助活動にあたった大月市消防本部は6日、事故から約18時間後の崩落現場の写真を公開した。天井板の上の空間(ダクト)を仕切るコンクリート隔壁(1枚約1.5トン)がT字形鋼材とつながったまま道路中央を埋め尽くしており、隔壁と天井板の両方の重量が下敷きになった車にかかったことが分かった。

 中日本高速道路によると、トンネル最上部のコンクリート内壁にはT字形鋼材(長さ6メートル、幅40センチ)がアンカーボルトで固定され、この鋼材に1.2メートルごとに5本のつり金具の上端がつながっている。つり金具の下端もT字形鋼材につながり、この鋼材の上に左右から天井板(1.2〜1.4トン)計10枚が乗せられている。

 これらの部材は一体構造となっており、1本の鋼材ごとに約20トンの重量。これがボルトが抜け落ちたことで、丸ごと落下したとみられる。

 事故は2日午前8時ごろ発生。撮影は3日午前2時10分。【片平知宏、沢田勇】