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トンネル内崩落 天井ボルトが脱落 業過致死容疑、中日本高速捜索へ

トンネル内崩落 天井ボルトが脱落 業過致死容疑、中日本高速捜索へ

つり金具とボルトの位置(写真:産経新聞)

 山梨県の中央自動車道笹子(ささご)トンネル天井板崩落事故で、トンネル最上部の天井と天井板をつなぐつり金具を固定するボルトが脱落していたことが3日、分かった。中日本高速道路は「老朽化が原因の一つ」との認識を示した。ボルトの老朽化対策など安全管理に問題があった可能性があり、県警は業務上過失致死傷容疑で4日、中日本高速道路を家宅捜索する。県警は下敷きとなった車3台から計9人の遺体を収容した。

 国土交通省は、全国の高速道路と国道にある同様のつり下げ式天井板を使ったトンネル37カ所、計48本を緊急点検するよう、高速道路会社などに指示。事故原因を解明する専門家委員会の現地調査を4日に行う。

 中日本高速道路などによると、脱落したのは天井板のつり金具をトンネル天井のコンクリートに固定する直径1・6センチ、長さ23センチの「アンカーボルト」。崩落した全区間でつり金具が落下していた。同社はボルトやつり金具のさび、コンクリート部分の経年劣化などの可能性を挙げたが、トンネル最上部の打音検査はしていなかった。一方、天井板は130メートルにわたりV字に崩れ約330枚落下。重量は360トン以上になる。