吉田昌郎さんのお別れの会で弔辞を述べる東京電力の広瀬直己社長=東京都港区の青山葬儀所で2013年8月23日、東京電力提供

 東京電力福島第1原発事故の際、所長として収束作業を指揮し、7月9日に食道がんのため58歳で死去した元所長の吉田昌郎(よしだまさお)さんのお別れの会・告別の会が23日、東京都港区の青山葬儀所で行われた。安倍晋三首相、事故当時経済産業相として吉田さんと共に対応に当たった民主党の海江田万里代表も含め、約1000人が参加。弔辞を述べた東電の広瀬直己社長は「吉田さんが守ろうとした福島の人々を末永く見守ってほしい」と別れの言葉を送った。

 祭壇には、青い作業着姿でほほ笑む吉田さんの遺影を青と白の5000本の花が囲むように飾られた。阪神タイガースの大ファンだった吉田さんが使っていた応援用のメガホンや、愛用のサングラスも置かれていた。