祭壇に手向けられた花=宮城県石巻市の大川小で2013年2月23日、前田洋平撮影

 震災の三回忌を前に、児童と教職員計84人が死亡・行方不明となった宮城県石巻市立大川小学校で23日、全ての震災犠牲者を悼む追悼法要があり、遺族や地元住民ら約100人が参列した。

 雪が舞う中、校舎前の祭壇近くに設置されたテント内で僧侶15人が読経。遺族は時折目頭を押さえ、焼香をした。祭壇にそっと花を手向ける人もいた。

 法要を呼びかけた時宗宮城教区の常楽寺(同県登米市)の佐々木文海住職(54)は「2年がたつが、遺族の悲しみが癒えることはない。遺族にかける言葉はいまだ見つからないが、一生懸命供養させていただいた」と話した。【前田洋平】