汚染水の漏えいが見つかったタンク周辺を視察する、茂木敏充経産相(右)=福島県大熊町の東京電力福島第1原発で2013年8月26日午後2時7分、手塚耕一郎撮影

 茂木敏充経済産業相は26日、放射性物質を含んだ汚染水漏れ問題が続く東京電力福島第1原発を視察し、汚染水が漏れた地上タンクの巡回強化などを東電に指示した。東電も同日、対策本部設置や国内外から専門家を招くことを柱とする追加対策を発表した。

 茂木経産相はこの日、汚染水が漏れたタンクや汚染水の流出対策工事などの現場を確認。視察後、記者団に「これまでの地下水の汚染問題とは異なり、タンクからの漏えいは(東電が)管理をしっかり行ってこなかったことに大きな問題がある」と指摘、東電の広瀬直己社長に対策を指示したことを明らかにした。タンクに異常がないかを見る巡回を1日2回から4回に増やすほか、漏えいする恐れが小さい溶接型タンクの増設なども東電に求めた。