北海道南西沖地震で親族6人を失った林清治さん。当時乗っていたこの漁船で、今もイカ釣り漁に出ている=北海道・奥尻島(三尾郁恵撮影)(写真:産経新聞)

 地震発生から12日で20年。奥尻島はわずか5年で完全復興を宣言、災害に強い町作りを実現したが、教訓は本当に生かされたのか、島民は今も自問自答している。島の歩みは、東日本大震災の被災地や、南海トラフ巨大地震に備えを進める地域に改めて課題を投げかけている。