左端の地下貯水槽から右上のタンクへ汚染水の移送準備が進む福島第1原発=福島県大熊町で2013年4月15日午前9時46分、本社ヘリから小出洋平撮影

 東京電力福島第1原発の地下貯水槽で放射性汚染水漏れが相次いでいる問題で、東電は15日朝、貯水槽の汚染水を地上タンクへ移送する準備作業に着手した。貯水槽からすべての汚染水の移送を終えるには6月までかかる見通し。水漏れの原因は依然不明で、今後2カ月間は汚染水漏れのリスクを抱えたままの移送作業が続く。

 貯水槽は1〜7号の7基で、いずれも同じ設計・施工だ。漏れがあったのは1号(12日時点の汚染水保管量6000立方メートル)▽2号(同1100立方メートル)▽3号(同8400立方メートル)の3基。現時点で健全とみられる4号には3000立方メートル、6号には8100立方メートルの汚染水がある。5、7号は未使用。