献上する福島県産のモモを選ぶJAの職員ら(8日、福島県桑折町で)=菅野靖撮影  福島県桑折(こおり)町で8日、皇室への「献上桃」の選果と箱詰式が行われた。9日に皇室に献上される予定。  作業は8日、同町のJA伊達みらい桑折総合支店で行われた。町内で収穫された桃のうち、糖度や大きさなどの基準を満たした1020個から、形や色合いが特に優れた180個を厳選して箱詰めした。  同町は桃の産地として知られ、東京電力福島第一原発からは60キロ・メートル以上離れているが、原発事故後は風評被害に悩まされ、同JAによると、今年出荷した桃の価格も震災前に比べて7〜8割に低迷しているという。大橋信夫組合長(64)は「農家は皇室への献上を誇りにしている。風評被害に負けず頑張っていきたい」と話していた。