松島中校舎に掲げられた防災マップ=宮城県松島町で

 宮城県松島町高城の町立松島中学校(364人、佐藤吉晴校長)が町と一緒に製作した町内「防災マップ」が完成し20日、同中で除幕式があった。全校生徒が足で調べ、東日本大震災の津波浸水区域や災害危険箇所、避難所・経路などをわかりやすく表示したマップは、幹線道路に面した校舎の壁面に据えられ、町民や観光客の防災に役立てる。

 同中は震災前から、災害時の自助・共助を目指した総合的学習「松島防災学」を続け、町も町内1校の中学生を地域のリーダー役に育てる防災対策を進めている。今年度はマップ作りに取り組み、全員が通学路を中心に調べて提出したリポートを、郷土部員が詳細に地図に書き込んでまとめ、最後は美術部員がマップに仕上げた。

 マップは3.6メートル四方で、注意する場所や避難場所などが色分けやマークで一目瞭然。プラスチックとアルミ板を合わせた耐久性のある表示板で、10年間は掲示できるという。