中部電力が浜岡原発(静岡県御前崎市)の津波対策のために建設している防波壁(延長1.6キロ)のうち、当初計画していた海抜高18メートルのたて壁据え付け工事が完了し27日、防波壁の頂上部分が報道陣に公開された。  頂上に立つと、松林の続く海岸と発電所構内を仕切る形でそびえ立つ鋼鉄の壁はダムのよう。基部の作業関係者が小さく見えた。  防波壁は着工後に出された内閣府の有識者検討会の最大津波高想定が19メートルだったため、中部電は高さを4メートルかさ上げする工事を実施予定で、13年12月の完成を目指している。