大陸棚外縁断層の調査に使用される地球深部探査船「ちきゅう」=海洋研究開発機構提供  日本原燃、東北電力、東京電力、リサイクル燃料貯蔵の4社は24日、海洋研究開発機構の地球深部探査船「ちきゅう」を使い、4社の原子力施設が集中する青森県下北半島沖を南北に走る「大陸棚外縁断層」(85キロ)の調査を実施すると発表した。機構によると、ちきゅうを原発の地質調査に使うのは初めて。  4社によると、調査は4月から2カ月間。ちきゅうを使い、同断層の周辺5カ所で深さ50~700メートルまで掘削する。耐震設計上考慮すべきだとされる12万~13万年前より新しい活動の有無を調べる。  同断層について4社はいずれも「活動性はない」と主張しているが、原子力規制委員会は独自に同断層の調査を実施する方針だ。規制委は、原燃の使用済み核燃料再処理工場(同県六ケ所村)の操業に向けた安全審査を1月に始めており、同断層が活断層かどうかが焦点になる見通し。【酒造唯】