親族の庭で放射線量を測る白土さん=福島県富岡町夜の森で2012年5月11日、袴田貴行撮影

 福島第1原発事故による警戒区域の再編が難航していることに絡んで、政府が航空機モニタリングで測定した空間放射線量を基に区割り作業をしていることにも、避難住民から不満や不安の声が上がり始めている。自宅周辺の放射線量は局所的に大きな差があり、一面的な区分けに疑問があるためだ。区割りは賠償金額にも直結する。先月、「自宅周辺を細かく実測してほしい」と訴える住民に同行し、現場の実態を見た。【袴田貴行】