祇園祭の山伏山町会所で販売される宮城県岩沼市の牛たん炭焼き =13日午前、京都市中京区(写真:産経新聞)

 京都・祇園祭の山鉾のひとつ、山伏山の町会所(京都市中京区)に13日、東日本大震災の被災地、宮城県岩沼市が模擬店を初出店した。名物の牛たん炭焼きによる実演販売や写真パネルの展示などを通じて、被災地の魅力と現状を観光客らにアピール。宵山(16日)まで出店する。

 仙台空港が立地する岩沼市は仙台市の南約20キロにあり、東日本大震災では津波による大きな被害を受けた。昨年、山伏山の厄除けちまきが偶然、岩沼市の井口経明(つねあき)市長の手に渡ったことをきっかけに交流が始まり、山伏山保存会が「被災地の復興支援の一助になれば」と出店を打診した。