最盛期を迎えた「あんぽ柿」の加工作業をする星野広さん=22日午後、福島県国見町

 福島県北部の特産品「あんぽ柿」づくりが最盛期を迎えている。東京電力福島第1原発事故のため一時生産を自粛していたが、昨年一部の地域で再開。2年目の今年は生産地域が拡大した。

 あんぽ柿は通常の干し柿より柔らかく、半分生のような食感が特長で、年末年始の贈答品として親しまれている。全て放射性物質検査で安全を確認した後、全国に出荷される。

 国見町の農家星野広さん(68)とサツ子さん(67)夫婦らは22日、柿の皮をむいたり、乾燥させるためにつるしたりする作業に追われ「あんぽ小屋」と呼ばれる作業場は鮮やかなオレンジ色に。乾燥を始めて約1カ月で完成する。