見ごろを迎えたざる菊=福島県川俣町で2012年11月7日、須賀川理撮影

 福島県川俣町小綱木(こつなぎ)の「ざる菊の里」で、ざるをかぶせたような形の菊が見ごろを迎え、大勢の見物客でにぎわっている。

 同町の村上孝さん(75)が5年前に神奈川県小田原市から苗20株を取り寄せて自宅前で栽培を始めた。現在は20アールに6色、2000株に増え、3年前からは無料で一般開放している。見物に来ていた菅野治さん(79)は原発事故で、計画的避難区域に指定された同町山木屋地区から町内の仮設住宅に避難している。「美しい。山木屋の自宅で避難前から育てていた菊をもう一度やりたい」と話していた。見ごろは18日ごろまでで、23日まで開放されている。【須賀川理】