亡くなった長女・百合さんの名前の由来であるユリの花を供え、手を合わせる中北富代さん(17日午前6時3分、兵庫県西宮市の西宮震災記念碑公園で)=原田拓未撮影

 6434人の命を奪った1995年1月の阪神大震災は17日、まる19年を迎えた。

 遺族らは、亡くなった人に祈りをささげ、遠ざかる記憶を伝え残す誓いを新たにした。

 神戸市中央区の東遊園地で午前5時から営まれた「1・17のつどい」には、約5000人(午前7時現在)が参加。「1・17」の形に並べられた竹灯籠を前に、地震発生時刻の同5時46分、全員が黙とうした。

 一方、東日本大震災後、神戸市などから支援を受けた宮城県石巻市では「感謝と追悼の集い」が開かれた。市中心部の公園に、約500本のろうそくで「祈 神戸」とかたどり、市民ら約50人が黙とうをささげた。