試験操業に向け次々出港する相馬双葉漁協の底引き網漁船=福島県相馬市の松川浦漁港で2013年9月25日午前2時、高橋秀郎撮影  福島県漁業協同組合連合会は25日、福島第1原発事故の汚染水問題で1カ月弱中断していた試験操業を再開した。  午前2時に県北部の相馬双葉漁協所属の底引き網漁船21隻が、相馬市の松川浦漁港から次々と出港し、新地−双葉郡沖約50キロ、水深150メートルより深い海域で漁を始めた。出漁に先立ち、同漁協の佐藤弘行組合長(57)は漁師たちに「汚染水問題でいろいろな思いでいるでしょうが、やる気を行動で示し、本格操業に結びつけよう」と呼びかけた。  漁船は午後に帰港して水揚げし、放射性物質の検査を実施する。不検出(検出限界値未満)の魚介類は26日にも県内外に出荷され、スーパーなどの店頭で試験販売される予定。