津波被害が大きかった甫嶺(ほれい)−三陸間の越喜来泊(おきらいとまり)漁港付近を走る新型車両。破壊されたままの防潮堤が残る(写真:産経新聞)  津波被害で2年以上運休していた岩手県大船渡市の三陸鉄道(三鉄)南リアス線、盛(さかり)−吉浜(よしはま)間、21・6キロが4月3日、運転を再開した。運転本数は職員の4割減少などを受け、震災前の1日12往復から7往復となったが、最終列車は高校の下校時間に合わせるなど通学客に配慮。失った車両3両(計約4億5千万円)などはクウェートの支援で導入したほか、ネスレ日本も三鉄への寄付金付き菓子を企画するなど、多方面からの応援が復旧を後押しした。