福島第1原発3号機の使用済み核燃料プールが停止した問題で福島県の長谷川生活環境部長(右)に謝罪する石崎東電復興本社代表=福島県庁で2013年4月5日、神保圭作撮影

 「またですか」−−。5日に福島第1原発3号機の使用済み核燃料プールの冷却装置が停止した問題は、3月18日の停電事故など相次ぐトラブルを受け、東京電力福島復興本社幹部らが県や原発周辺の自治体を順次訪れて謝罪や対策の説明を行う期間中に起きた。原発の周辺自治体からは「このままでは住民の帰還を安心して進められない」などの不安や怒りの声が広がった。

 東電の石崎芳行・福島復興本社代表は5日夜、福島県庁を訪れ、「再び県民に不安を与えてしまい、深く深くおわび申し上げる。反省している。もう一度現場を引き締めて、再発防止策に努めていく」と謝罪し、何度も頭を下げた。県の長谷川哲也生活環境部長は「再び電源事故で(核燃料プールの)運転が停止するトラブルが起きたことは誠に遺憾だ」と語気を強めた。