「高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター」で点検作業を行う作業員ら。海外に使用済み燃料の再処理を委託し、戻されたガラス固化体が保管されている=青森県六ケ所村(写真:産経新聞)

 半世紀以上にわたり原子力政策の中核として構想されてきた「核燃料サイクル」が正念場を迎えている。トラブルが続出し完成が何度も延期された使用済み燃料の再処理工場が今年10月、ようやく完成する。昨年は政府のエネルギー戦略の議論の中で「サイクル事業からの撤退」という声も上がり、事業自体が揺さぶられた。はたしてサイクルが回る日がくるのか。(天野健作)